原動機(エンジン制御プログラム)の不具合

リコール届出番号 5200
リコール届出日 令和4年9月9日
リコール開始日 令和4年9月9日
車名 カトウ
不具合の部位(部品名) 原動機(エンジン制御プログラム)
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因 ホイール・クレーンのE13C-YSエンジン搭載車において、
① エンジン制御プログラムが不適切なため、エアクリーナーより吸入する空気量をエアフロセンサーが実際より低く認識し、排出ガス再循環(EGR)量が低下することで排出ガス中の窒素酸化物が規制値を超過するおそれがある。
② 尿素水噴射制御プログラムが不適切なため、尿素SCR触媒の性能低下時に適正な尿素水量を噴射できなくなり排出ガス中の窒素酸化物が規制値を超過するおそれがある。
改善措置の内容 全車両、暫定措置として
① エンジン制御プログラムを暫定プログラムに書き換える。
② 尿素SCR触媒を定期交換部品にするため、メンテナンスノートの定期交換項目に尿素SCR触媒を追加する。また、稼働時間が2000時間を超えているものは尿素SCR触媒を交換する。
なお、恒久対策が決定し次第、改めて措置を実施する。
不具合件数 0件
事故の有無 なし
発見の動機 サプライヤーからの情報による。
自動車使用者及び自動車特定整備事業者等に周知させるための措置 ・使用者:ダイレクトメールまたは直接訪問等で通知する。
・自動車特定整備事業者等:全ユーザーを把握しているため、周知のための措置はとらない。
・改善実施済車には、運転者席ドア開口部のドアストライカー付近に「No.5200」のステッカーを貼付する。

車 名 型   式 通称名 リコール対象車の車台番号の範囲
及び製作期間
リコール対象車の台数 備   考
カトウ YDS-KRC018 「カトウKR-80H型ラフター」 KRC018-0053~KRC018-5005
平成29年1月27日~令和4年6月24日
661台 ① ②
  (計1型式) (計1車種) (製作期間全体の範囲)
平成29年1月27日~令和4年6月24日
(計661台)  
【注意事項】リコール対象車の車台番号の範囲には、対象とならない車両も含まれている場合があります。


対策箇所説明図
(PDF 246KB)