領域制限機能は、任意の2点を結ぶ直線の外側を危険領域として設定して動作を制限する機能です。危険領域を面で設定することで建物等の障害物への接触や鉄道・電力施設等の危険区域への侵入を防止できます。また、従来の作業範囲制限機能と組み合わせることで効率的な制限領域の設定が可能です。 ※領域は同時に2面まで設定可能 |
従来技術との比較 |
従来の旋回制限や半径制限に加えて領域制限による面での制限が可能となり、安全性・施工性が向上しました。 |
面での制限により障害物への接触や危険区域への侵入を容易に防止可能 | 従来の作業範囲制限機能と組み合わせることで無駄なスペースが少なく効率的に制限設定が可能 |
2面領域制限機能 |
両側に障害物がある場所やL字のように障害物がある場所では制限領域を2面に設定することで安全に作業が出来ます。 |
搭載機種 |
●MR-130RiM ●MR-130RfⅡM ●MR-250Rf |
●MR-130Ri ●MR-130RfⅡ ●MR-350Ri |
●MR-130RfM ●MR-200Ri ●MR-350RfⅡ |
●MR-130Rf ●MR-200Rf |
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●SR-250Ri | ●SR-250Rf | ●SR-250RfⅡ |
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●SL-500Rf ●SL-600RfⅡ ●SL-800Ri |
●SL-500RfⅡ ●SL-600RfⅢ ●SL-850Rf |
●SL-500RfⅢ ●SL-750RfⅡ ●SL-850RfⅡ |
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●KA-1100R | ●KA-1300R |
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※新規開発機種より随時搭載予定
総合評価落札方式での加点 総合評価落札方式で【2面領域制限機能付きクレーン】の活用を提案した場合、加点の対象になります。(注:加点の方法は提案を行った地方整備局等によって異なります) |
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工事成績評定における加点 公共工事において、施工時に【2面領域制限機能付きクレーン】の活用を提案すれば工事成績評定で加点の対象になります。また、次回以降の入札において、落札が有利となる評価につながります。 |
民間企業などにより開発された新技術を公共工事において積極的に活用していくために、国土交通省が、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備した、新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)のことです。「新技術」はNETISに登録されると申請情報と評価情報が公開・共有化されます。
NETISを活用すると以下のようなメリットがあります。
このようにNETISを活用していくことによって様々な面でメリットを受けられます。 今後ますます活用が見込まれるシステム、NETISについて、詳しくは国土交通省のウェブサイトをご覧ください。