KATO NEWS 新機種情報
新型80t吊りラフテレーンクレーンSL-850RfⅡ PREMIUM 新発売
㈱加藤製作所(代表取締役社長 加藤公康)では、新型80t吊りラフターSL-850RfⅡ PREMIUMを令和元年11月より全国一斉に販売を開始いたしました。
SL-850RfⅡ PREMIUMは、EJIB SL仕様に加え、6段高剛性スーパーブームを採用。平成26年ディーゼル特殊自動車排出ガス規制適合エンジンを搭載し、低騒音型建設機械の指定を取得しています。また、KATO独自の走行安全機能(KATOセーフティビューシステム)を装備しており、作業時のみでなく、走行時の安全性にも配慮しています。
SL-850RfⅡ PREMIUMは業界No.1の安全性と環境に優しいラフテレーンクレーンを目指しています。
目標販売台数は、年間200台です。
車幅2.85m
- 80t吊りラフターとしての剛性を確保できる最小限の車幅で道路走行時の負担を軽減
6段高剛性スーパーブーム
- ロックピンとフルパワーを融合した伸縮システムHYBRIDZOOMにより高効率・高性能
- ブーム吊上げ能力
- 最大吊上げ能力
- 80t×2.2m(前方30°範囲)
- ブーム長さ
- 10m~45m
- 最大地上揚程
- 46.0m
- ブーム起伏角度
- 0°~84°
主巻ワイヤロープ掛け替え作業の容易化
- トップシーブ前方のブームヘッド開口部を拡大し、ロープソケットが通りやすいように改善
ルースター作業時のラインプルが向上
- 多数ストランド難自転性新型ワイヤロープの採用により、ルースター作業時のラインプルが向上
- ルースター作業時最大吊上げ荷重 5t→5.6t(10m~38mブーム時)
EJIB 3段SL仕様
5tカウンタウエイト
- カウンタウエイト装着により圧倒的な安定性能を実現。2分割構造を採用し、積載運搬が容易。
環境にやさしい平成26年ディーゼル特殊自動車排出ガス規制適合エンジン搭載
- 低騒音型建設機械の指定を取得
- 最大出力275kW/1800min-1
- 最大トルク1510N・m/1300min-1
クレーン作業記録装置K・COR
- クレーン作業状態をSDカードに連続記録
- 記録解析により不具合時等の対応迅速化
エントリーキーシステム
- ICタグによる認証によりエンジン始動を管理 盗難防止に有効
KATOセーフティビューシステム
- 12インチ縦型大画面モニター
従来比3倍以上のモニターサイズはクレーン車で最大(当社調べ)
ユーザーが任意に設定した複数の画像を表示可能
タッチパネルのアイコンも大きく表示され、視認性・操作性が良好
- KATO独自のサラウンドビューシステム
キャリヤの前後左右に装着した6つのカメラの画像を合成し、車両上面から俯瞰した画像を表示
走行時のみではなく、クレーン作業時にも表示可能
- 人検知アシストカメラ
カメラによる人検知時、視覚的・聴覚的な警告によって注意を喚起
カメラは3つ装着されており、検知するいずれか1ヶ所のカメラを任意で選択可能
- カメラクリーナ(オプション)
サラウンドビューシステム用カメラ、ウインチカメラ、ブーム左方&右方カメラに装備
エアにより水滴などを吹き飛ばし、視界を良好に保つことが可能
クリアランスソナーシステム
- 超音波センサーによる障害物検知機能により走行中の安全性向上
タイヤ空気圧モニタリングシステム(オプション)
- タイヤの空気圧と温度の異常をセンサーで感知し、視覚的な警告によって注意を喚起
- 適正な空気圧を保つことで、燃費が向上し、タイヤの長寿命化にも寄与
アウトリガ操作用ラジコン(オプション)
- オールテレーンクレーンで採用したアウトリガ操作用ラジコンを設定
- アウトリガが直接見える位置で、安全を確認しながらの操作が可能
アルミ製フェンダーの採用
キャブ内居住性の向上
- シフトレバーからボタン式シフトスイッチに変更し、足元スペースが拡大
ヘッドランプ
多彩なオプション設定
左折&後退音声警報、燃焼式エアヒータ、地上デジタル対応テレビ放送受信機、大型ランチテーブル、風速計、ドアバイザ、ブーム右側ミラー、電動格納サイドミラーヒータ装置、タイヤ空気圧モニタリングシステム、消火器、ハンズフリーマイク、フックガード、アウトリガ操作用ラジコン、カメラクリーナ
SL-850RfⅡはラフターの愛称でクレーン型式はKR-80H-Fです。
道路の走行には、道路法による通行の許可と道路運送車両法による保安基準の緩和が必要です。
本機は新規開発車両証明制度による適合証明書「基本通行条件 重量:D」の交付を受けていますが、実際の通行条件は、運行経路ごとの道路管理者の算定結果によって付与されます。
SL-850RfⅡ PREMIUM価格…¥99,000,000-(税別価格)
※価格は標準仕様、工場裸渡し価格です。
発売開始…令和元年11月