KATO NEWS 新機種情報

㈱加藤製作所（代表取締役社長　加藤公康）では、ミニショベルV5の新シリーズとして、HD35V5を令和2年4月より全国一斉に販売を開始いたしました。
HD35V5は、国土交通省排出ガス対策型建設機械第３次基準値に適合した新エンジンを搭載。
TOPS規格適合キャノピーを標準装備し、徹底的な低重心により安定度を向上。狭い作業現場や輸送性を考慮したスパンナー可変脚により安全性と抜群の作業性で作業効率の大幅アップを図っています。

目標販売台数は、年間100台です。

1.環境性

• 国土交通省低騒音型建設機械指定制度における超低騒音型の指定を受けています。

2.作業性

• 全体を徹底的に見直し、低重心化を実現。従来機より安定度を向上させました。作業効率アップおよび１ランク上の作業を可能とします。

• 作業スピード重視のVmaxモードと燃費重視のECOモードをスイッチにて選択できます。

• 操作レバーを中立にすると、数秒後にエンジン回転数が自動的にアイドリング。燃料の節約が１０％程度可能です。

• 操作作業および起動・停止のショックを大幅に改善しました。低重心化との相乗効果で、バタツキを抑え、ストレスの少ない操作を可能にしました。

• 走行モーターの負荷に応じて１速/２速を自動に変速します。ブレードレバーに装備したスイッチで１速固定することもできます。

• バケットと排土板が接近。残土のスキトリ作業を容易にしました。

• 最小旋回半径時ダンプ積込み高さを従来機より110mm高くすることで作業性が向上しました。

• クローラを縮め、狭い現場に進入。マシンの搬入性が優れています。拡張時は、クラス最大のクローラ幅とロングクローラの採用により優れた安定度を確保します。

3.整備性

• エンジンカバーと右サイドカバーが工具なしでフルオープン。エンジンや油圧系統の日常点検がスムーズに行えます。

• カバーには頑丈なスチールを採用しました。傷やへこみなどが生じても板金、塗装で修理が可能です。

4.安全性

• TOPS規格適合キャノピーを標準仕様とし、オペレーターの安全性を大幅に向上しました。

• 操作ロックレバーが安全位置にある時のみエンジンが始動できます。エンジン始動中、安全位置にすると全操作をロックします。（排土板、スイング含む）不意の動作を防止し、安全性を向上しました。

• TOPS規格に適合した2POSTキャノピーを標準装備、巻取り式シートベルトも標準装備になりました。万一の横転からオペレーターをしっかりガードします。

• 主に傾斜地での勝手な動き出し等、安全を確保するため駐車ブレーキを装備しました。

• 緊急時に運転席の外からエンジンを停止することができます。

5.居住性

• コンパクトなボディに可能な限り広く運転席スペースを設計しました。オペレーターのストレスを軽減します。

• ステップの高さを低くし乗降性を向上させました。

• レバーの長さやリモコンバルブの見直しでレバー操作力を軽減しました。オペレーターの疲労を軽減します。

• シガーソケットタイプの外部電源供給取出口を装備しています。（12V_10A）

• ペットボトルが入るドリンクホルダーを装備しています。

• 表示パネルを新設計しました。LEDが常時点灯し視認性が向上しました。また、短時間での復旧に役立つエンジンエラーコードを表示する機能を追加しました。

6.耐久性

• ブームスイング部は、摩耗を最小限にするため可能な限り、ピン径を大きくしています。また、ガタを最小限に抑えるため１本ピン方式を採用しています。

• 排土板のアームは頑丈な角管構造を採用。ねじれに強く耐久性に優れています。

• ライトは作業時に破損しにくいブーム下に格納しました。

• シリンダの破損を軽減するため、２重構造および山型にしました。

• 最適なラグパターンと防錆スチールコードによるスパイラル構造で耐久性が向上します。

7.移動式クレーン仕様（オプション）

• 大型で見やすいモノクロ液晶モニターでリアルタイムに状況を表示します。過負荷時は、ブザーとランプで警報、安全な吊り作業ができます。

• クレーン作業をしない場合はフックが掘削時に邪魔にならないようにバケットリンク内に格納できます。

• ホームページアドレス https://www.kato-works.co.jp
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• 価格は発売開始時に設定したものです。最新の価格につきましては最寄りの弊社支店・営業所までお問い合わせ願います。
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