KATO NEWS 新機種情報

株式会社　加藤製作所(取締役社長　加藤公康)では、クローラキャリアIC75－2をモデルチェンジし、IC75－5として令和４年６月より全国一斉に販売を開始しました。

積載荷重7.5ｔの本機は電子制御方式走行操作システムを採用し、状況に応じた効率的な走行動作が可能です。環境負荷を軽減する特定特殊自動車排出ガス2014年基準に適合した国産エンジンを搭載しました。安全性を重視した新規モデルのROPS（転倒時保護構造）キャブを標準装備し、メンテナンス性に優れた設計により日常点検の時間短縮を図っています。

目標販売台数は、年間100台です。

1.環境性

• ジョイスティックレバーの操作量に応じてエンジン回転数とポンプ流量を同時に制御し、最適な走行運転・荷台操作が可能です。レバー操作が中立の時はアイドリング状態となり燃料消費を抑え環境に配慮しています。

2.作業性

3.操作性

• ＩＣシリーズ搭載の電子制御方式走行操作システムを採用し、ジョイスティックレバーの操作のみで状況に応じた効率的な走行動作が可能です。

• 操作スイッチを右側と上部に分別配置することにより、すっきりした空間を実現しました。ジョイスティックにより前かがみで操作する必要が無く、悪路でもシートに深く掛けたままフットレストと手摺りで体を支えながら安定した操作が可能です。

4.安全性

• ROPS（転倒時保護構造）新型キャブを搭載し、安全性を確保。万一の転倒時にもキャブ変形を最小限に抑え、オペレーターの保護空間を確保します。

• バックカメラに加えサイドカメラを標準装備し、運転席からの死角をカバーします。さらに、バックカメラにはバックライトをオプション設定することで後進時の視認性が大幅に向上します。

• 最低地上高を確保しつつ、低重心を実現しました。重心を低くすることにより転倒リスクが大幅に減少され、傾斜地でもより安全に走行出来ます。

5.耐久性

• 荷台浮き時の走行速度が１／２に制限される機能に加え、荷台、フレームに過大な力が加わった場合、更に走行速度を制限する事で損傷を防止します。

6.整備性

• 溜まった泥や埃などの清掃や日常点検が容易に行えます。

• エンジンカバーの開口部を広く改良し、エンジン上面からのアクセスがスムーズに行えます。

7.居住性

• フロントガラスおよび左ドアの窓面積を大きく取り、前後方の視界性を改善しています。

• オペレーターに直接風が当たる位置に吹き出し口を設置しました。

• 左レバーユニットとオペレーターシートのスライド移動でき、オペレーターの好みのポジションに調整できます。また、サスペンションにより走行時の振動が軽減され、快適に作業ができます。

8.輸送性

• 上部機械幅2,540ｍｍ／全高2,620ｍｍ
  高さと幅を抑えることでハイジャッキセルフローダーでの輸送が可能です。

  ※積載制限緩和（令和４年５月13日施行）
  ※道路運送車両法による幅の緩和を受けていない車両で本機を運送する場合は、道路法による幅の制限値を超えているため、幅に関する通行許可が必要となります。

9.先進性

• 弊社新システムのテレマティクス装置を標準装備し、機体位置・エラー発生状況・稼働状況が事務所のパソコンから確認できます。日々の稼働状況管理や、万が一の盗難予防に役立ちます。

• 計量機能を装備しており、計量スタート操作してから積み込みを行い、計量値が定格積載量となった時点でホーン合図が鳴り、定格の積載容積を意識することで過積載を未然に予防します。

• ホームページアドレス https://www.kato-works.co.jp
• 製品の仕様や詳しいお問合せにつきましては最寄りの弊社支店・営業所までご用命ください。
• 価格は発売開始時に設定したものです。最新の価格につきましては最寄りの弊社支店・営業所までお問い合わせ願います。
• 写真データのご用命は国内営業本部（担当　椙山）までお願いいたします。
• 電話番号 : 03-3458-1113
• メールアドレス :t-sugiyama@kato-works.co.jp