㈱加藤製作所(取締役社長 加藤公康)では、EJIB搭載クレーンを平成26年2月4日より国土交通省新技術情報提供システムNETISに登録致しました。
EJIBはジブ装着格納作業の一部を車内操作化し、ジブ起伏シリンダの伸縮動作をジブ振出などに利用することで、作業の省力化や時間短縮、省スペース化など様々な利点を生み出すことが可能になりました。ジブ装着作業におけるオペレータの労力軽減、安全性の向上、CO2排出量の低減など人にも環境にも優しいジブです。
車外で行っていたジブ装着格納作業の一部が運転席で操作可能になりました。車外作業の削減とともに移動距離と昇降量も低減し、オペレータの労力が軽減します。
ジブ装着格納が短時間で迅速に行え、工程の短縮に役立ちます。
ジブ装着格納作業時のエンジン稼働時間が短縮され、CO2排出量が低減されます。
ジブ装着格納の作業スペースが大幅に小さくなり、狭い現場での作業性が飛躍的に向上します。
安全帯の着用が必要な足場高さ2m以上の高所作業が無くなり、全作業がキャリヤ上面と地上付近で行えます。
民間企業により開発された新技術を公共工事において積極的に活用していくために、国土交通省が、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備した、新技術情報システム(New Technology Information System:NETIS)のことです。インターネットで一般に公開され、有効な新技術の情報を誰でも容易に入手することが可能となっています。
今後ますます活用が見込まれるシステム、NETISについて、詳しくは国土交通省NETISウェブサイト(http://www.netis.mlit.go.jp)をご覧ください。
国土交通省直轄の公共工事で、NETIS に登録された新技術の活用を提案すると、施工者に加点対象となるメリットがあります。