株式会社 加藤製作所(所在地︓東京都品川区、代表取締役社⻑︓加藤 公康、証券コード︓6390、以下、KATO)は、ラフテレーンクレーン(以下、ラフター)やオールテレーンクレーンでの遠隔操作技術の中⻑期的な開発・研究を進め、建設業界における⼈材不⾜に対する⾃動運転による省⼈化・効率化および生産性の向上を図り将来的に貢献する技術開発を加速いたします。
2022 年11 ⽉に株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社⻑︓鎌⽥信夫、以下、ソリトンシステムズ)および協⽴電⼦⼯業株式会社(代表取締役社⻑︓明⽯学、以下、協⽴電⼦⼯業)と協同してラフターでのクレーン遠隔操作システムの実証試験を⾏いました。
当社茨城⼯場にて、クレーン操作部を建物内に設置、機体を屋外に設置してクレーンを操作し、品質(操作フィーリング、作業性、安全性等)の検証を⾏いました。機体搭乗による当社現⾏機のクレーン操作フィーリングのレベルには達していないものの、技術的問題解決、遠隔操作のルール作り等といった改善により遠隔操作の実用化が可能であることが分かり、クレーン遠隔操作の実用化に向け大きく前進することができました。
今後も、クレーンを含むKATO取扱い製品における遠隔操作技術の要素研究を推進してまいります。
クレーン遠隔操作システム図
■開発背景
当社は優秀な製品による社会への貢献を経営理念とし、技術⾰新を推進しております。
先進技術搭載、SDGs、カーボンニュートラルに対応した製品の市場投入を視野に入れ、事業を通じて社会に貢献してまいります。