KATO NEWS 新機種情報
環境に配慮したクリーンエンジン搭載の油圧ショベル「REGZAM HD823MR-8」新登場!
2024年6月6日
株式会社加藤製作所(本社:東京都品川区、代表取締役社長:加藤公康)は、このたび当社の油圧ショベル“REGZAM”シリーズの新型機種として23tクラス「HD823MR-8」の販売を開始いたしました。
当機は、現行機(HD823MR-7)の後方小旋回型モデルを踏襲し、掘削力・旋回速度や操作性は継承しつつ、最新の排出ガス規制に適合した新エンジンを搭載することにより燃費の向上に加え、低騒音化を実現しました。さらに、随所に日々のメンテナンスやランニングコストの軽減を目的とした改良を行っております。同機の詳細については以下をご覧ください。
主な特長
環境への配慮
- クリーンエンジンを搭載
「特定特殊自動車排出ガス規制2014年基準」に加え、最新の排出ガス規制(欧州Stage V)にも適合
- 国土交通省「超低騒音型建設機械」の指定を申請中
「低騒音型建設機械」として定められた騒音基準値よりもさらに6dB 以上を下回る製品として国土交通省「超低騒音型建設機械」の指定を申請中
- 国土交通省「2020年燃費基準100%達成建設機械」の認定を取得
一定の燃費基準を達成した燃費性能の優れた建設機械として、国土交通省「燃費基準達成建設機械認定制度」における2020年燃費基準の100%達成(☆☆☆)の認定を取得
- 排出ガス後処理ユニット(DOC+DPF+SCR)を搭載
効率的にDPF内のフィルターに堆積した粒子状物質(PM)の燃焼・再生化を実現し、DPFのメンテナンスサイクルの延長およびメンテナンス時の負担を軽減
操作性向上
- 操作フィーリングの進化
現行機同様の掘削力と旋回速度と操作フィーリングを継承しながら、新採用エンジンの特性を活かし出力性能を向上させることで、より力強くスムーズでストレスの無い操作フィーリングを実現
ランニングコスト削減
- 冷却水量、作動油量低減
新型ラジエータの採用に合わせエンジンのレイアウトを変更し、ヒートバランス性能を向上。これに伴い冷却水量、作動油量の従来機比約10%低減を実現するなどメンテナンスコストを削減
- 作業灯にLEDを標準装備
ツールボックス、ブーム部の作業灯にLEDを標準装備し、長寿命化を実現。交換サイクルを大幅に縮小
整備性向上
- 燃料タンクドレーンのレイアウト変更およびサイドカバーネットを新規設定
ドレーンコックを手の届きやすい位置に移動させることで水抜き作業を平易化。ラジエータおよびサイドカバーに各設置のネットにより目詰まりを抑制
- プレクリーナ(オプション装備)
エンジン保護用に粉塵侵入の抑制に有効なプレクリーナをオプションにて用意
作業性向上
- アフターランインジケータを新規設定
アフターランインジケータを設定したことで尿素水の吸戻し完了(赤色ランプ点灯/消灯)確認が容易になり、バッテリディスコネクトスイッチの誤操作によるSCRシステムエラーを防止
商品概要
- 商品名称・型式: HD823MR-8
- 発売日: 2024年5月
- 標準小売価格: ¥25,000,000(税別)より ※販売価格は装備等により異なります
- 販売目標: 500台 / 年
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